「脳男」 [映画]
この三連休に録画していた映画をまとめて観た中の一本。
あまり期待してなかったのですが、面白かったです。
原作では男だった犯人を女にしたり、
120キロの巨漢の刑事が江口洋介だったりするので、
原作小説ファンにとっては残念な出来なのかもしれませんが、
「脳男」役の生田斗真がびっくりするほどかっこいい。
生田斗真は今の若手の中でナンバーワンと言ってもいいくらい、
魅力的な俳優に成長したのではないでしょうか。
もうひとつ、栗田豊道(撮影監督)の映像が素晴らしい。
僕が映画を撮るなら、カメラマンはこの人しかいないと思います。
映画の内容としては、犯人のキャラ設定や警察描写の甘さなど、
ツッコミどころは多々あるのですが、
バットマンシリーズを観るような気分で鑑賞すれば、かなり楽しめます。
「正義の味方だけど、容赦のない殺人鬼」という設定も、
桃太郎侍みたいで、僕は好きです。
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