「アントルメティエ」第２話

本日発売の「グランドジャンプ」13号に、
「アントルメティエ」第２話「クレーム・パティシエール」が掲載されています。
http://grandjump.shueisha.co.jp/honsi/index.html
かのこの作るクレーム・パティシエール（カスタードクリーム）が、
凄腕のパティシエたちを驚かせます。



「アントルメティエ」というタイトルについて質問があったのですが、
まず“アントルメ”とは、フランス料理の食後のデザートのこと。
もともとアントルメは“料理と料理の間に出る添え料理”の呼称だったのですが、
今では“食後のデザート”を表す言葉として定着しています。
つまり“アントルメティエ”は“デザートを作る人”という意味。
最近では、パティシエの中で“生菓子を作る人”全般を示す言葉となっています。

この物語の「ラファイエット東京」のような高級ホテルの場合、
パティシエはケーキばかりでなく、レストランのデザートも担当しますから、
アントルメティエは全体の中心的な存在と言えます。
まだまだポピュラーな言葉ではないのですが、
この作品で有名にしたいと思います（笑）。